桐朋生物部のブログ

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筑駒合同昆虫採集

どうも皆さんこんにちは、ペッパーです。
本日は7/30の筑波大駒場高校との合同昆虫採集について書いていきます。
桐朋の参加メンバーはペッパー、アカハナ、オデ、そばーば、butterfly、中一2名で、筑駒の方は4名でした。
8:30ごろに駅に集合し、今回は人数が多かったのでバスではなく徒歩で採集地点に向かいました。
こういうのも新鮮でいいですね。
筑駒の方々は早速道中でミヤマクワガタを拾っていました。オスもメスも、生きているのも死んでいるのもいましたね。夜中に行ったらたくさん採れるかも…

あとはまあ
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ネズミの死骸も落ちてました。ハネられちゃったのかな…

そのほかに道路に落ちていたのは
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クルマスズメっていうガもいました。こちらは生きてましたよ。
注射器はあったのですが薬品を忘れてしまっていたので、そのままにしておきました。ガは速攻でシメないと暴れて鱗粉が落ちてしまうんですよね…

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ナナフシ。緑バージョンと茶色バージョンの両方を確認しました。どっちかというと枝よりも民家にくっついているのをよく見る気がします。もっとも、枝にいるやつは気づかずにスルーしちゃっているだけかもしれませんが…。

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交尾中のジガバチ。地面に降りて巣を作る場所を探していました。オスは大あごと前脚だけでメスの首筋にがっしりしがみついています。かなり辛そうな姿勢ですね。中脚と後ろ脚を放しているのはメスの飛行を邪魔しないため、といったところでしょうか。

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採集ポイント入口付近で、すぐに今回のメインターゲットのミヤマカラスアゲハに遭遇しました。
結構暑いのに水たまりがたくさん残っていたので、給水に来ている個体が何匹かいましたね。時期がちょっと遅かったのか翅が損傷しているものも見られましたが、完品もちゃんといました。
ところで生物部ではカラスアゲハは「カラス」、ミヤマカラスは「ミヤマ」という略称で呼ぶのですが、ミヤマ○○っていう虫が結構いて紛らわしいんですよね。「ミヤカラ」とか呼ぼうにも、ミヤマで言いなれちゃっているんでなかなか矯正できないんですよ…
ちなみにミヤマカラス以外のチョウは、アカタテハルリタテハなどのタテハチョウとスジグロなどのシロチョウが多く見られましたね。

ほかにも
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筑駒の方がオオチャイロハナムグリというやつを捕まえてました。ハナムグリにしては大型でゴツゴツしています。結構珍しいらしく、アカハナが羨ましがってましたね。
筑駒の方々はミヤマカラスやオオチャイロ以外にもハムシなどを捕まえていました。話を聞いた感じだと初めて捕獲した種類もいたみたいです。

採集後はバス停であったおじさんとなんか意気投合して談笑しながら帰りました。
タマムシなど取り逃がしたものもいましたが、全体としては桐朋と筑駒の両者共に充実した採集になったと思います。

それでは今回はここまで。皆さん、ご視聴ありがとうございました。