両爬調査 9月号
9月号と名打っておきながら10月になってしまいました、中三のオデです。
気がつけば夏も終わり、大学通りでは銀杏が落ち始めました。くさい
さて両爬班では9/27に調査を行いました。メンバーは中二ニュート、中三は私と遊び人、そして今回はスペシャルゲストとしてアカハナ先生もお呼びしました。
兎にも角にもポイントに行かなければ調査は始まりません。9時に集合しポイントへ。私がこの部活に入った時にはもうあった調査なのでもう皆慣れたものです、準備を素早く終わらせいそいそと出かけます。
まず地点aへ、ここで何といきなりアカハナが大きなヤマカガシを発見!しかし動きが速くカメラに収めることはできませんでした。
ここへの道中はいつも遊び人が肩の調子が悪いとうるさい 多くのカエル(アカガエルだったりアズマヒキ、アオガエル系も)が見れるのですがこの日は静かでした。
最奥の池へ向かうとどうも様子がおかしい、普段見られるアカハライモリがいない上に池の形が変わっていますし、流れこんでくる小川の縁は削り取られたようになっていました。
ガオン!
と削り取られたような小川。
斜面も土砂が崩れており、小さな塊が下にゴロゴロ落ちていました。
台風の影響でしょうか。だとすれば流されているのかも、と下流の池を調べてみると…
いましたやはり流されたのでしょうか、同じ池に数匹確認できました。
そこに向かおうとする遊び人の足元にはちいさなアズマヒキガエルがピョンピョン跳ねていました。
まだ跳べる大きさ
他にも戻る途中に降りた池でニホンアカガエルを確認。立派です
地点bへここも前回は陸に上がって少し経った小さなカエルたちがいたのですがやはり確認できません。あれー?
結局そのまま地点cへ、こちらでは先頭を行くニュートが次々カエルを見つけていきます。
加えてこの季節の横沢入りを代表する生き物アカハライモリも。
同じ池で3匹確認することができました。
少しぶれてる
そういえば部室のアカハライモリが繁殖期に見せるような動きをいまだに見せるんですよ。婚姻色出てないのに。たまたまそれっぽかっただけか。
そして最後の地点へ道中ではアカガエルを結構な数見ることができましたがアカハライモリのいる池が干上がっていました。イモリどころか水も全然ない。
そしてイモリを見つけることのできなかった一行は元来た道を戻るのだった。
秋が深くなり、冬になれば夏とは違ったまた独特な採集を行います。衣替えとともに冬用品の確認もせねばなりません。多くの両爬のごとく冬眠するにしても準備は必要です、皆さんもどうぞお早めに。