桐朋生物部のブログ

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漁港で夜間採集!!!!!

こんばんは、ジョニィです。先週の土日に相模湾で夜間採集をしてきました。メンバーは高2デブケン、高1たけず、ジョニィ、ペッパーⅡ、中3W-Netといういつもの海男5人組。中学生が殆どいないのは翌日が運動会だからです。W-Netは気にしないみたいだけど。
〇着いた日の夕方
漁港に到着。広い港なので明るいうちに回っておこうと磯玉網を片手に捜索開始!!!
早速水中を覗いてみると、いきなり死滅回遊のフウライチョウチョウウオが!!!!
網を入れますがすぐに逃げられてしまいます。チョウチョウウオを磯玉で狙うのは本当に難しいです。
その他チョウチョウウオの仲間ではハタタテダイ、トゲチョウチョウウオ、アケボノチョウチョウウオ、チョウハンを見ました。
さらに進んでいくと、水面に見慣れない大きな魚が....。「ソウシハギだああっっ!!!!」とデブケン。一緒にいたペッパーⅡとの協力プレーで無事捕獲!!!!
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猛毒を持つ魚として有名で、フグ毒(テトロドトキシン)の70倍の毒性と言われる「パリトキシン」という毒を内蔵に持っているらしい.....。
変で危険な魚が大好きなデブケンは大喜びです。
〇夜間
日が沈んできたのでライトを点け夜間採集モードに変身!!!! 寝込みを狙い魚に夜襲をかけます。
実は久米島旅行の時のようなチョウチョウウオパラダイスを結構期待していたのですが、この港では昼間が嘘のように全くいなくなっていました。
とここでW-Netが翌日の運動会のため帰宅。泊まってけば良いのに.....。
入れ替わりでたけずが参加し、釣り組(たけず・ペッパーⅡ)と網組(ジョニィ・デブケン)に分かれて再開。
網にして正解でした。

最初に採れたのがメバルメジナ
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20分ほどでこの量。面白いように採れました。
これを釣り組に見せた途端に彼らもあっさりと網組に。
人数が増えて次に採れたのがアカマツカサの仲間。
デブケンが慎重に網を運び無難に網に入れました。
赤が綺麗な種類ですが、夜限定で採れ、昼間は見られません。
元釣り勢にメバルメジナがいた場所を紹介すると、ペッパーⅡが大きなカサゴを発見!!! 二人で協力してGET!!!!
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たけずもイシダイとマダイを発見。
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イシダイ
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奇形気味のマダイ
そして魚を探していると、岸壁の窪みを覗き込んでいたペッパーⅡが「や、やばい.....」と震えた声で助けを求めてきました。私はさっき1メートル越えのウツボを見ていたので「ウツボ?」と訊くが「ちがう」。「じゃあ数?」「それもちがう。」「何だよ」といって彼の指差す場所を見てみると......。
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「うおおおおおおおおお!!!!!!」水深わずか1メートル足らずの浅場に巨大な魚が。
震える網をなんとか動かしクロダイ捕獲成功!!!!!!!!!!!!! 網を上げるとものすごい重量!大きさを測ってみるとなんと45cm超え。こんなの釣りでも釣れません。
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Ⅱが持ち帰って刺身に。絶対養殖の真鯛より旨い。

ガザミを捕って夜の採集終了。
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主な成果
翌日の採集はは別の記事で!