2016/11/13 室内実験実習講座 其の弐
どうも、ぎんときです。
前回の記事に引き続き、室内実験実習講座について書いていこうと思います。
注意:この記事には一部グロテスクな写真がありますので、苦手な方は
ご注意ください。
安田学園に到着後、受付にて学園内の地図をもらい、アメニティーホールという場所で待機。他校の人々もたくさん集まっていましたが、やはり私服はここだけ。三回目でもやはり僕としては違和感をぬぐい切れませんでした。
10時になり、開講式にて説明の後、各学校ごとに実験室へ向かいました。因みに桐朋は生物実験室でした。指定の場所に着席後、テーブル一つごとにアブラツノザメ
一匹を水槽まで取りに行きました。机の上にはビニールシートに新聞紙が重ねて敷いてありました。
サメには雄と雌がいましたが、桐朋はテーブル2つで両方揃えました。まずは外部形態観察から行います。アブラツノザメの背鰭には毒があるとかないとかいう話でしたが、刺さるととても痛いらしいです。なので、慎重に観察していきます。
サメの頭部周辺。口の中には鋭い歯と大きな舌がありました。舌が貝柱みたいだと言っている人もいました。また、写真にある大量の点はロレンチーニ器官といい、獲物の発する微弱な電流を捉えるものです。他にも鰓蓋からエラを観察し、寄生虫がいないか探しましたが、見つけられませんでした。
これはサメの鱗、通称鮫肌を顕微鏡で見たものです。尻尾から東部にかけてなでるとざらざらしており、ものによってはわさびおろしにも使われます。観察を進めるにつれ、サメから出る粘液であたりがべとべどになりました。
次に内部形態の観察へ。
写真の容量が大きくてもうあまり乗せられないのに加え、記事のキリもいいので今回の記事はこれで終了とします。次回の記事は内部形態における内蔵の観察となります。
それではまた。