桐朋生物部のブログ

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井の頭池 かいぼり報告会

 どうも、試験一週間前を切ったにも関わらずこの記事を書いているぎんときです。
今回は、1月28日に三鷹市公会堂光のホールで行われたかいぼり報告会の記事を書いていきます。いろいろ忙しくて、投稿が遅くなってしまいました。申し訳ありません。

 さて、この井の頭池におけるかいぼりとは何か。簡単に説明すると、池の水を抜き、外来所を駆除しつつ、池の干し上げを行い、湧水を復活させ、水質も改善させようというものです。今までに、かいぼり25とかいぼり27の二回のかいぼりが行われました。因みに、桐朋生物部はかいぼり25に参加しました。

 参加者は私一人だけです。もう少し多くの人に来てもらいたかったですが、呼びかけるタイミングが遅くて、参加できなかったようです。会の開演は13時からだったのですが、土曜日だったので授業が終わってから行かなくてはならなかった上、電車が遅延したため15分ほど遅れての参加となりました。
 
 まず、最初に井の頭公園の湧水が枯渇した原因について地下水の水位のデータを調べ、それらかどのような解決策が見いだせたかということを解説していました。戦後の武蔵野地区の人口増加に伴う、生活用水のくみ上げ量増加が原因と考えられるそうです。
 次に、井の頭池の生き物の調査報告が行われました。ここでは、イノカシラフラスコモの生育再生やかいぼりによる在来・外来魚の数の変化、水鳥の繁殖の状況が報告されていました。一度休憩時間があり、会場の外には井の頭池の藻類の展示がありました。
イメージ 1
イノカシラフラスコモ
 その後、かいぼり開催までの道のりや細かい報告等があり、報告会は終了となりました。

 報告の内容を簡潔にまとめると、二回のかいぼりを経て、井の頭池の環境は改善しつつあるということでした。特にかいぼり27後の在来種個体数の増加、外来種個体数の減少はめざましく、井の頭池が復活する日もそう遠くはないと思います。また、今年度もかいぼりを行うということなので、都合が合えば桐朋生物部も参加をしたいです。

それではまた今度の記事で。