桐朋生物部のブログ

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シュレーゲル、その後

先日の記事で、シュレーゲルが衝撃的な産卵をしたことを書きましたが、今日はその後どうなったかお伝えします。
 
生物部で飼っているイモリや、その他のカエルなんかは大抵2週間くらいで孵化するので、シュレーゲルの場合もそれくらいかかるだろうと予想していました。
 
しかし!
 
 
1週間後の5月15日、卵のうを裏返して見ると真っ白い小さな幼生が泳いでいたのです。
それがこいつ↓
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本当に真っ白で、死んでるように見えるかもしれませんが、揺らすと元気に泳ぎました。
卵のうを動かしてるうちに出てきてしまったのだろうと思い、死を覚悟しましたが、次の日にはなんと2匹の幼生が産まれていました。どうやら事故ではなく、本当の孵化のようです。ちなみに前日に生まれた個体は少し色づいて、黒っぽくなっていました。横から見ると、丸い球状のものをぶら下げていて、ここには栄養が詰まっているようです。この栄養を使い切ったら餌を用意する必要がありますね。一応写真載せますが、ちょっと分かりづらいです。
イメージ 2
 
 
とりあえず、この卵のうは無精卵ではなく、ちゃんと発生も進んでいたようなのでよかったです。今後も観察を続けていきます。