桐朋生物部のブログ

桐朋生物部の活動をまとめたブログです。Twitterもよろしく♪

桐朋生物部

カムルチー

再びアメフラシです。
なんだか眠れないので、さらにもう一つ記事書いちゃおうと思います。
今回紹介するのはカムルチーです。
イメージ 1
 
 
現在体長40㎝程でしょうか。購入直後とほとんど変化ないように思われます。おそらくもう成熟して成長は止まっているんでしょうね。
 
 
このカムルチー、原産は東アジアで、肉食性の大型淡水魚。日本の川にも移入されており、分布を広げています。元々いた小型の魚を食べてしまうので、生態系への悪影響が心配されています。鰓の上部に上鰓器官という特殊な器官をもっており、口から直接空気を取り込んで呼吸することができます。生命力が非常に強く、摂氏10℃位の環境なら3,4日水から出ていても生きていられるとのこと。一度やってみたいもんです。
 
 
 
生物部で飼育しているカムルチーは昨年購入したものです。まあ、裏ルート的な感じで買ったんで値段もお手頃でした。空気呼吸が可能ということで、ブクブクは設置していません。そして、日光に当たった方がいいだろうという謎の配慮(本当は教室にスペースがないだけ)により、現在ライトコートと呼ばれている屋外の洗い場のような場所にある90㎝水槽で飼育されています。
イメージ 2
 
 
これまで何度も餌付けに挑戦してきましたが、ことごとく失敗。現在は多摩川などで捕ってきた川魚等のおこぼれをもらって生活しています。現在は屋外飼育に加えて夏場のため、水を全て換えても数日後には緑色になり何も見えなくなるという状態です。カムルチーの方は全く平気な様子ですが…。そのため、夏休みに世話しに来た際は必ず水かえをしています。だから意外と面倒見られてるんですよね。