桐朋生物部のブログ

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ホトケドジョウ

どうも、Laohです。fishmanとHとも協力して、淡水魚図鑑をどんどん更新していこうと思います。
 
今まで平井川、多摩川などで確認してきた。また、学校から徒歩で行ける採集ポイントにも生息していた。
 
・全長…6センチ。
 
・分布…本州(一部除く)~四国(東部)。北海道には、北海道固有のエゾホトケと呼ばれる種類が生息している。
 
・生息域…中流。湧水に多く、高水温に弱い。生物部が徒歩で行く採集ポイントは、湧水のため生息場所として好まれていたのだろう。その中でもドジョウ類では珍しく、主に中層を泳ぐ。
 
・繁殖期…3~6月。先述のポイントでは5,6月ごろに産卵が行われていいるようで、毎年桐朋祭後に行くと、3,4㎝程の稚魚が多く見られた。
 
・見分け方…シマドジョウとは模様が大きく違うため、すぐ区別できるが、ドジョウとは体色が同じなので見間違えやすい。本種の方がずんぐりした体形なので、判別可能だろう。ヒゲは4対8本ある。
 
・備考…絶滅危惧ⅠB類に指定されている。高水温ではなく、水が綺麗で、産卵用の水草がある環境にしか住めないため、数を減らしているのだろう。ただ、生物部が行く場所では数が減っているという印象は受けない。
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