桐朋生物部のブログ

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結局磯子にいってきた。

またもLaohです。今日は海釣りのため神奈川までいってきました。参加者はLaoh,fishman,鮒次郎,マンファリ,中一のN君の計5人です。今日も画像多めで書いて行きたいと思います。また、普通に書くとかなりグダグダになるので、グーナーに倣って時系列で書いて行きます。
 
8時…桜木町駅集合。fishmanが遅刻しやがるも特に影響なし。
 
9時頃…目的地である本牧海釣り施設に到着。が、人が多すぎて入場規制がかかっていたため、入ることができず。思った以上に人気だったようだ。近場に釣りできる場所がないかと思い、散策開始。「横浜港シンボルタワー」の看板を見つけ、とりあえずそこにいってみることに。この流れは完全に大洗合宿の時と同じ。ここらへんから計画が大きく崩れ始めたのである。
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ちょっと遠くだが、入り込むすきが全くないほど釣り人がいた。
 
 
 
9時半頃…1㎞程歩き、横浜港シンボルタワーに到着。近くにいってみると、宇宙基地みたいな感じになっていた。ここの周辺はハエだかカだかアリだか分からんが、小さい虫が群れをなしてそこらじゅう飛び回っていて気持ち悪かった。とりあえずタワーを見学。船舶に信号を送るために造られたタワーなので、展望台は蒸し暑いし、展望台までは階段だし、観光者向けにはなっていなかった。その後冷房のある空間を探すも見つからず。しかし、タワーのトイレ掃除をしていたおじさんに近くの休憩場所を教えてもらい、とりあえずそこにいった。
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10時頃…休憩所到着。冷房のある環境に一同一安心。ここでこの後の行動について地図を見たり、携帯で調べたりして考える。結局、一度戻って本牧釣り施設に入れなかったら磯子海釣り施設にいくことに。
 
10時半頃…本牧釣り施設に戻るも、あまりの混雑だったため、磯子を目指すことに。まずは桜木町駅に戻る。
 
11時過ぎ…バスで桜木町まで戻る。バス停の場所が朝と大きく違っていて一同戸惑う。駅方向に向かって歩いていたらバーミヤンを発見。とりあえずここで腹ごしらえを。
 
12時過ぎ…桜木町から電車で移動し、磯子駅に到着。しかし、磯子釣り施設に向かうバスは40分待たなければならないことに気付き、ホームの待合室で時間を潰すも、近くの客に気迫で追い出され、改札を出る。時間を潰すため、どこにいこうか考えたが、結局ふらふら歩いているうちに良い感じに日陰になっていて涼しい歩道橋を見つけ、そこで約30分座り込んでグダグダする。
 
13時…ようやくバスが来て、磯子海釣り施設に到着。ここも規制がかかって入れないんじゃないかという懸念もあったが、なんとか入ることができた。だがやはりとても混雑していた。良い感じに空いたスペースを見つけ、ついに釣りを開始。
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結局また来てしまった、磯子海釣り施設。
 
 
サビキ釣りで鮒次郎やfishmanはアジを釣っていたが、そんなことで喜ぶとはまだまだこいつらも初心者である。私のように、釣りの道を極めし者からすれば、真に釣って喜べるものはホヤなのである。先述の二人はこのホヤ釣りの醍醐味を理解せず、冒涜している。途中でアジを1匹釣って喜んでいたマンファリも同様である。
しかし、このような者たちも、釣りが後半になってくると私のことを「ホヤ釣りの天才」と呼ぶようになった。なぜなら私は今日ホヤしか釣っていなかったからである。これだけ読んでいると、私はただ釣りが下手なだけなのではないか、といった戯けたことをいう輩が出てきてもおかしくないが、そうではない。私は意図的にホヤを釣り、意図的にアジを釣らなかったのである。後輩たちはようやくそのことを理解したため、私のことを尊敬の目で見ていたのであろう。
念のためホヤ釣りの醍醐味を説明しておこう。アジを釣る場合は、根がかりを恐れ、アジのピクピクというアタリを楽しむ。私も昔はこの引きを楽しんだものだが、ホヤ釣りの方が格段に面白いことに気付いた。ホヤ釣りはあえて根がかりしそうな所に仕掛けを入れ、ホヤに引っ掛けて釣る。ここで針を深く差してしまうと、仕掛けが切れてしまう。逆に掛かりが浅いと、うまくホヤがとれない。これらの中間にあたる針の差し加減を、ホヤの大きさに合わせてコントロールし、そのバランスが完璧なものとなった時、初めてホヤはその姿を現すのである。
どうだろう、ホヤを釣るというのはこれほどまでに難しく、奥が深いものなのである。今日、私はホヤと謎の二枚貝しか釣らなかった。2枚貝に関しては、恐らくホヤよりも釣るのが難しいだろう。しかし、今日、私はホヤと謎の二枚貝しか釣らなかったのである。それがどれだけ難しく、磨き抜かれた技術を必要とするか、読者の皆さんは分かってくれたことだろう。加えて、ホヤ釣りの魅力についても理解してもらえたはずである。
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アジ。ふ~ん、そうですか。
 
 
 
少し話が逸れたが、結局アジ数匹(結構大きい)を後輩たちが釣り、私は最初に巨大ホヤを釣りあげ、その後もぽつぽつとホヤを釣り続けた。後輩たちもホヤ釣りの魅力にハマったのか、途中からホヤが釣れ始めた。
 
その後は施設の終了時刻まで釣りを続け、各自家に帰った。