桐朋生物部のブログ

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透明標本 また ①

どーも、ここ最近まともな記事を書いた記憶がないmomoです。
しかし!毎日部室で研究を続けてるのはグーナーだけじゃないのだ!

去年作った透明標本を今年も作ろうと現在少しずつ作業をしてはいるんですよ。
まあ、前途は多難ですが…

前回は全ての作業が終わったあとで、まとめの記事を書きましたが、
今回は作業と同時進行で記事も書いてこうと思います。
順調に行けば10月末までに完成する予定。

(過去記事)
透明標本 ① http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/1789213.html
透明標本 ② http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/2133202.html
透明標本 ③ http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/2579164.html


1、 9月13日 ホルマリンで固定
さて去年はサカナばっか透明にして飽きてきたので
今回なにを透明化しちゃうかといいますと
マウスです。
爬虫類用のエサとして売られている冷凍マウス(ハツカネズミのベビー)
これで透明標本を作ってみようというわけです。

☆なお以下の画像は見ると気分を悪くする人もいるかも知れないので注意してください☆
血は出たりしませんがけっこうグロいです。

というわけで十匹入りのパックを購入し、とりあえず試しに3匹を学校へ…
この冷凍マウス、家ではお湯で溶かすのが普通ですが、
ここは学校らしくガスバーナーとビーカーのお湯で解凍しました。
イメージ 1

イメージ 2
しかし放課後まで保存しておいた教員室の冷蔵庫がこわれてたらしく
すでにほとんど解凍されてるという…
兎も角、これで解凍したマウスたちをホルマリンに移し、保存しました。


2、 9月15日 内蔵抜き、皮剥ぎ
この作業は高一の人たちにやってもらいました。
一応こんな研究でも後輩に受け継ぐために少しずつ手伝いをしてもらっています。

マウスは脂肪分が多く、そのためペットの優良食として扱われます。
皮を剥ぐと分厚い皮下脂肪がバリバリむけました。

次に腹を開けて内蔵をとります。この辺は魚類を一緒ですね。
ただ三匹とも失敗して腹の部分がえぐれてしましました。
まあ骨の部分に直接影響が無いからよしとするか。
イメージ 3
腹の中央に縦に切り込みを入れる
イメージ 4
肋骨の形がよくわかりますね