桐朋生物部のブログ

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ミミズの解剖 (準備)

momoです。筑駒のハイレベルな研究を見た後だとなんか書きにくいですが、
今やってる研究の話を書きたいと思います。

ぼくが今度つくろうと思っているのは生物部の伝統工芸品、ミミズの解剖標本です。
やることは単純でミミズを解剖し、消化器などが見えるように糸でプラ板に縛り付けてビンに入れて保存するというものです。

今は昔、momo君が小学生のころ訪れた桐朋祭で一番感動したのは棚に大量に並べてあるホルマリン漬けでした。
それに惹かれて生物部に入ったというのもあるので今回は引退前に原点回帰しようというワケです。

ともかく解剖をするには生体が必要なので学校の「みや林」で何度か採集をしました。
22日には朝から降っていた雨が放課後にちょうど止んだので、
収獲を期待しつつ腐葉土を掘ると案の定ビッグサイズのフトミミズが二匹も採れました。
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顧問のマリおじさんの指示に従い、このうち一匹はシャーレにろ紙を入れてその中で飼うことにしました。
ミミズがろ紙を食べると、腸に白いろ紙が詰まって観察しやすくなるらしいです。
レントゲンのバリウムと同じですね。
イメージ 2
白いのがろ紙。マリオの話だとよく食べるらしいが…

しかし数日おいても結局ろ紙を食べる様子はなく、ミミズは死んでしまいました。
死因が何なのかは分かりませんが、この方法はダメそうなので普通に土で飼っていた方を解剖したいと思います。

今日、渋谷の東急ハンズプラ板も買ったので月曜日に解剖に移ります。