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標本作成

こんばんは。マンファリです。
11月26日に死んでしまったセアカフタマタクワガタの標本の製作について書きたいと思います。
死んでから日が浅いと関節はまだ動くのでなるべく早いうちに作ります。
①・・・体に付着しているゴミを濡らした綿棒で拭き取る。
②・・・虫ピン(マチ針)で体を止めつつとれた足や筋がよく伸びきってしまいやすい胸部と腹部の関節などをボンドでとめる。
③・・・右前羽にピンを打つ。(甲虫はここにピンを打つことが義務付けられています。
④・・・防虫剤と乾燥剤をいれ密閉できる容器へ。

標本を作るときは、死体が乾燥したときどのように足や触角が縮むかや体がゆがむかを予想して針を打つのが最大の難関です。
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上が①の工程。下が②の工程。
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