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シリーズ顕微鏡の世界

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お久しぶりです。Laohです。中間試験があり、なかなか更新できませんでしたが、今日からまた通常通り更新していきます。

今宵は皆さんお待ちかねの、シリーズ 顕微鏡の世界、第四回をお送りします。
今日お送りするのは「シダ植物の胞子のう群」です。シダ植物とは、影になった湿っぽい場所に生えているやつ、まさにあれです。最近生物の授業でシダ植物をやり、ちょっと興味を持ったので観察してみました。まず第四回で胞子のう群、第五回で胞子のう、第六回で胞子といった流れで紹介していきます。これを読めば、シダ植物の生活環が分かってもらえるかと思います。

さて、イメージしやすいように顕微鏡の枠を越えて、一番目の画像は普通の写真です。これは何かというと、校内で採ったシダの葉っぱ、難しくいうと胞子体です。胞子体の裏側にはこんな感じでびっしりと粒々がついています。皆さんも是非今度見てみてください。かなり気持ち悪いです。

この粒々は何かというと、病気とかじゃなくて胞子のうの集まり、つまり胞子のう群なんです。この胞子のう群には大量に胞子が詰まっています。

まずは葉からこの胞子のう群の一つを切り取り、顕微鏡で見たのがこの二番目の画像です。

…さらに小さいものがたくさんあるのが分かると思います。これ一つ一つが胞子のうです。倍率は40倍だったと思います。

さあ、次回はこの胞子のう一つを観察した様子をお送りします。