桐朋生物部のブログ

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プランクトン観察会実施

どうも、コムです。
本日は顕微鏡を使ってプランクトンを観察しました。

というのも、先日行ってきた生物部交流会で都立町田高校の方からなんとゾウリムシ、ミドリゾウリムシ、ミジンコ、ミカヅキモ、ボルボックスを頂きましたのでその観察会をしようという話になったのです。

ではまず、顕微鏡とプレパラートを用意しました。
今回は水生の生物を観察するため、中央部分にくぼみのあるプレパラートを使いました。これだとそのくぼみに水とプランクトンを一緒に入れて、観察できます。
潰さないで見られ、動物プランクトンなどは動きも観察できました。

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観察中

初めに観察しょうとしたミドリゾウリムシが見られず、うやむやな感じでゾウリムシも流されました。
ミドリゾウリムシは体内でクロレラと共生していて光合成もできる(正確にはクロレラがしている)というものらしく、見れずに少し残念です。

しかし次のミカヅキモは、底に沈殿している緑色のもやをスポイトで吸い上げてプレパラートに出すと・・・
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                          ミカヅキモ75倍
いました。わらわらしてます。
倍率上げます。
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150倍


濃い緑色の部分は光合成してできたデンプンだそうです。

透明な部分は核がある部分で葉緑素がありません。
因みに単細胞







イメージ 4




                150倍


写真の下の方あるミカヅキモなんかは結構緑色が無い部分もありました。









つづいてボルボックス
数千もの細胞が集まっている郡体のプランクトンです。
イメージ 5
ボルボックス75倍(?)
150倍だったかもしれません。すいません……でもたぶん75倍です。
球形ですが前後があるらしく、前の方が細胞が大きく、間が広いらしいです。
写真から細胞の多きさはいまいちわかりませんが、右側の方がすかすかなのでそっちが前かな?と思います。

次は王道なミジンコ
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ミジンコ75倍
代表的な動物プランクトン。体長は1mm~1.5mmもあり視認も用意です。
ビクビク動いてました。ちょっと気持ち悪

どうでもよかったりするのですが、しぐれ氏が以上に興奮していた複眼の動きの動画です。興味があれば10秒だけなので見てみてください。
複眼の根元の筋に引っ張られて動くようです。


      
今日の観察会はしぐれ氏が顕微鏡でかちゃかちゃやって、中一とかがそれを見る形でした。
顕微鏡というのは肉眼では見えないものが、レンズを覗くと見えるようになります。ピントを合わせながら何かいるかと探すのが、少し、宝箱的な開けて見なければ分からない要素があってなかなか盛り上がるものでした。
町田高校生物部の方ありがとうございました。

部室で常にこのような観察や研究を行う姿勢が望ましいのですが、桐朋生物部ではそれができていないのが現状です。
これからは採集だけでなく、平日に研究を行うこともしていけたらなと思います。