桐朋生物部のブログ

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来るべき祭りに向けて

もういくつかねると新年ですね。もっと寝ると桐朋祭です。
桐朋祭に向けての動きは始まっていますが毎年人気のあの景品に関してのご報告を。
その景品とはカブト・クワガタの幼虫です。
部員が家で育てたもの、採ってきたもの、様々です。
クワガタの幼虫は朽木の中で育ちます。カブトムシの幼虫は腐葉土の中で育ちます。
それは食べるものの違いです。クワガタの幼虫は木に近いもの、すなわち窒素の高い、発酵の進んでいないものを食べます。カブトムシの幼虫は土に近い、すなわち炭素に近い発酵の進んだものを食べます。ちなみに窒素と炭素の割合をCF比と呼び高いほど窒素に近いことを示します。
ですので飼育する際与える土の発酵度合いを間違えると幼虫が全く食べないということが起こります。
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 ということで市販のクワガタ飼育用の土(マット)をプリンカップに詰め、そこに幼虫を一匹ずつ放り込む作業。私マンファリとチャリンライダーは家で飼っているので慣れた作業ですが、未経験者に作業を知ってもらおうとマサ、アンター、アカハナ、ペッパー、ジョニィを巻き込んでの大仕事。
マットを袋からとりだし加水したあとカップに固く詰めていきます。
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 我が家で繁殖させたコクワガタ37匹。
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 産卵木にまだ幼虫が残っていないかマイナスドライバーで解体するチャリンライダー。
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 合計で67匹の幼虫が部室でうごめいています。
これから材割り採集を何度か行い桐朋祭に向けて少しずつ動いていきます。
ご期待下さい。