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多摩川魚類調査 3/20

こんばんはジョニィです。多摩川での調査を実施したので報告をしたいと思います。本日はイール・ペッパー・putera・ジョニィ・バタコのメンバーで2地点を調査しました。まずは最初のポイントから。

〇1地点目
この地点は上流に位置しているため水温が低く、サンダル組の自分とputeraは足の感覚が薄れつつあった。だが感覚を失いさえすれば寒さも感じなくなるためもうこっちのものである。立て続けにヤマメ幼魚・巨大タカハヤそしてここでは珍しいアブラハヤをGETし調子に乗っていた。その矢先のことであった。魚の入った袋を川に落としてしまったのだ。
慌てて拾い上げすがる思いで中を見るが中には小魚と小さなカジカ数匹しか残っていなかった。
これが普段の採集だったら自業自得で済むのだがこれは調査である。気を付けなければいけない。反省反省。
その後大きいカジカを狙い石の裏の魚を狙ったが最後までコツを掴めずに調査終了となった。

調査結果
 水温9℃
 スナヤツメ 2個体
 カワムツ 8個体
 ウグイ 2個体
 タカハヤ 54個体
 ヒガシシマドジョウ 8個体
 ヤマメ 1個体
 カジカ 24個体
イメージ 1
カジカ
イメージ 2
ヒガシシマドジョウ
イメージ 3
スナヤツメ(成体)
イメージ 4
ウグイ

〇2地点目
この場所は一つよりやや下流の場所である。そのため水温も少しは高いがやはりサンダルは厳しかった。
少し深みの場所に網を入れると多摩川にしては大きめのアブラハヤが網に。
イメージ 5
アブラハヤ
さらに採集を続けると婚姻色が出たムサシノジュズカケハゼも。
イメージ 6
ムサシノジュズカケハゼ。鰭は黒く染まり、腹部には黄色い縞が現れる。
そしてなかなかコツを掴めずにいた石の裏採集も終了間際になってようやく形になってきた。
イメージ 7
カジカ
ちなみにこの写真は計測時にペッパーが苦戦して作り上げたアングルを写したものである。

調査結果
 水温11℃
 スナヤツメ 1個体
 カワムツ 12個体
 ウグイ 3個体
 アブラハヤ 2個体
 タカハヤ 13個体
 ヒガシシマドジョウ 1個体
 ギバチ 1個体
 ヨシノボリ属の一種 1個体
 ムサシノジュズカケハゼ 11個体
 カジカ 14個体

という感じの一日でした。中1が一人も来てくれなかったのは残念だったけどなかなか楽しい採集になったと思います。やはり調査とはいえ楽しくなければやる気は出ないものです。これからも楽しい川であってほしいですね。ではまた明日。