桐朋生物部のブログ

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ヒバカリ(Amphiesma vibakari)

誰も書かないのでmomoが書きますよー

ヒバカリというヘビをご存知でしょうか?
ヒバカリは日本原産の小型のヘビで、首の後ろに白い模様があるのが特徴です。
先週の土曜日に学校の近くの矢川で川魚の採集をしていたときに、中一の部員が捕まえました。
体長は動いて測りづらいんですが30cmはあるでしょう。
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名前の由来は「噛まれたら命はその日ばかり」からと言われていますが、
毒はありませんし、触っても噛むことはまず無いおとなしいヘビです。
慣れると人の指に巻き付いたりしてかわいいですよ。

現在は60cm水槽に腐葉土を敷いて、シェルターと水入れを入れて飼っています。
壁を簡単に這い上がるのでガラスのフタで密閉して飼っていますが、蒸れるので部活動の時間中はなるべくフタを開けて中の土を乾かすようにしています。
エサは小型の淡水魚(多摩川水槽からの生贄)を水入れに泳がせておくと次の日には消えています。
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レイアウトの様子。画面下の白いのがシェルター(釜飯の釜を割ったもの)
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その後彼の姿を見たものはいない…

実はヒバカリは去年の今頃も生物部で飼っていました。
その時はグーナーが何度も横沢入に通ってなんとか捕まえたので、矢川のような身近な場所にもいて正直驚きました。(横沢入での生物の採集は今年から全面禁止になったそうです)

ヒバカリは飼育が難しいとされていて、冬の間は外に出して冬眠させることでなんとか越冬させたのですが
結局冬眠から明けた後、拒食になってしまい桐朋祭の直前で死んでしましました。

そんな経緯があるので今後もこの個体の飼育を続けるのかは考えないといけないですね。
飼育するのは中一なので彼ら次第ですが。