桐朋生物部のブログ

桐朋生物部の活動をまとめたブログです。Twitterもよろしく♪

桐朋生物部

生物部倉庫考古学。(ほぼ週刊連載第一回)

さて、六月の桐朋祭まで週刊連載すると後輩の前で大見得を切ってしまったバカな先輩こと高一オウグです。
(既に後悔してるとはとても言えない)

最近はツイッターにかまけすぎててブログ更新を怠けがちだったのでこれを機に再スタートとなればいいと思ってます。

さてそのツイッターアカウントはこれ( https://twitter.com/tohodtk_biology
)なのですが、そのプロフィールに怪しいところが。

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1950年。電波三法が成立し朝鮮戦争の火蓋が切って落とされ巨人の藤本英雄氏が日本プロ野球史上初の完全試合を達成した(出典:wikipedia)1950年。

なるほど我々は今年で68歳か。文章の書き方もそれに合わせるべきなのかな。全く近頃の若者はなっとらんわしに任せろフォッフォッフォッ。
違います私は今年で16歳のなってない若者です。

このツイッターアカウントを作った先輩に伺ったところこの1950年というのは生物部ができた頃だそうです。この学校の成立は1941年。多分最もオーソドックスな部活の一つだもんね生物部。むしろ最初からではなかったのか。
いやでも待て出来たのは1月1日じゃなくて年度初めの4月くらいじゃないかな。どうでもいいかそんなこと。

とはいえこの1950年はあくまで伝聞でしかないらしく本当にそんな昔からあったのか証拠はあるのでしょうか。ないかも。

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ありました。1969年の部報。部報というのは毎年製作している個人で行った研究や各班の活動や調査などをまとめたものです。
1から8巻は二回の校舎建て替えで喪われたか、あるいは黒歴史として処分してしまったのか。
中身は「ザ☆ガリ版刷り」と言った感じ。昔のものですとその黄ばんだ紙とノイズの多い印刷から感じさせて来ます。
こちらは愛鳥班調査記録の項目。

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ラソン大会(廃止になった学校行事)、ユネスコ村(現在は閉鎖)、チンチン電車(かつて存在した軽便鉄道線、現在は新交通システム西武山口線として営業)
など歴史を感じる単語が…
そもそも巻末には部員全員のフルネームと電話番号住所まできっちり載ってます。この個人情報ガバガバ感、間違いない昔のものだ!

年一回刊行の部報の9巻が1969年に出ているのでおそらく1960年には生物部は存在していた模様。最初から部報を作るという発想には至らなかったならたしかに1950年代にもあったかも。

今回この為に部報保存コーナーを漁っていたのですが、その中には現所属部員の父親が現役の生物部の長として挨拶しているものも。今度お父さんに見せてあげて。

長々と書き殴ってきましたが今回はここらへんで筆を置きます。
この連載の始まりということでこの部活の始まりを探しに倉庫に一時間ほど籠りました。

が、ここまで書いて気づいた。このブログを見に来る人は別にこんなものを求めてない。求めてるのは生き物の話だっ!…次回からは生き物の話をしたいです。主に飼育している生き物の。
では、また来週くらいに。

クモ採集記録 12月26日

  どうも、生麺です。インフルエンザが流行る季節ですが、手洗いうがいは心掛けていますでしょうか?体調管理は常に心掛けましょう。ちなみに僕は手洗いうがいを全くしなかったために鼻水が酷くなっております。
  採集メンバーはヤゴやんま、シーホーク、生麺でした。採集場所は都内某所。今回の採集は木の皮を引っぺがしてカニムシを捕るのが目的でしたが、途中までヤゴやんま以外のメンバーがカニムシがどのような姿なのかを把握してなかったため、カニムシが全然見つかりませんでした。

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↑越冬中のキハダカニグモ。脚の前2本はまさにカニのよう。
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↑冬眠中のヤモリ、ニ匹居るから雄雌ペアでいるのかな?
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↑何故か尻尾がないヤモリ。
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↑アリグモを発見。小さいからわかりづらい
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↑ここでワカバグモが登場。ワカバ好きのヤゴやんまのテンションが上がる。
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カニムシを発見。シーホークと生麺は、ここでようやくカニムシの正体を知る。早速捕らえようとケースを構えるも、カニムシが木から落ちてしまい捕獲出来ず。
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↑ニ匹目のカニムシを発見。ケースを構えて捕らえようとするも、失敗。

  その後、三匹目を発見。今度は写真を撮らず、捕獲に専念することに。カニムシがあまりに小さいため、木の皮ごと取ればいけるのではないかとなり、木の皮を剥がしたところ、力んで木の皮を勢いよく剥がしてしまい、その勢いでカニムシが消えてしまいました。
  カニムシの捕獲が失敗してしまい、悔いが残る採集となりました。メンバー全員がカニムシの正体を理解したため、次はこんなことにはならないはずなので、リベンジ戦をいつかやりたいところです。それでは。

蜘蛛班 トリノフンダマシの卵の解剖

どうも、ヤゴやんまです。
この時期は採集に行くのにあまり気が乗らないのですが、活動していなかったわけではないですよ。
それで今回はオオトリノフンダマシの卵嚢の解剖の記事です。

まず今年の夏にさかのぼる。

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都内某所で我々が発見した謎の物体。これが、オオトリノフンダマシの卵嚢だったのだ。

持って帰ったは良いものの、いっこうに孵る気配がない。マリオ(うちの部長)に相談したら「すでに孵化したやつなんじゃない?」とのこと。おっしゃ、レッツ解剖。

確かに穴空いてるわ。

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割ってみる。

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中身を出してみるとこう。なんか色の違うツブツブが多分たまご。

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顕微鏡で見てみる。

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綿状の部分

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緑色のやつが卵の殻かしら。

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房みたいなところ。右上が下になります。

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やっぱり光学顕微鏡だとキツいな。
そして綿状の部分は粘性の無い糸でした。まあ子グモが引っ掛かったらマズイから当たり前か。

採集以外にも実験系の活動も行っていく予定です。今後ともよろしく。ではでは。

いざ❗海鷹祭❗ラスト水産生物研究会

さあさあ遂に私達本命の水産生物研究会にやってまいりました。
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早速お出迎えしてくれたのが…
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キイロサンゴハゼ❗取りたい…
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タテキン❓
生まれて間もない、幼魚達❗
かぁいい(๑╹ω╹๑ )

お次にソフトコーラル水槽❗
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ウミアザミの仲間と
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マメサンゴイソギンチャクがいました。マメサンゴ見た事ねぇ…普通のサンゴイソギンチャクに比べて名前の通り小型で、触手が短いのが特徴です。

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トゲチョウ
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可愛いサイズのムラサメモンガラも…
大人速いんだよなぁこれ。しかも穴に逃げ込むと背びれを立て、つっかえ棒の様にして体を引きずり出されない様にする為とても採集が難しいんです。

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海草水槽も素晴らしい…サボテングサやアマモが生えていました。
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大きなトゲヨウジもいて雰囲気がとても楽しめましたね。海草の飼育はかなり難しく、ここまで出来るのは流石としか言いようがありませんね。去年はなんとアマモの1サイクルを水槽内で再現する事が出来たそうです。すげぇ( ゚д゚)

次にスズメダイ水槽
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とにかく種類が豊富…
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そして分かりやすい。

色々混泳水槽
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キミオコゼ、ジョニーがとても悔しがっていましたねww
写真はツイッターのフォロワーさん、新井さんから頂いた物です❗

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カンムリベラ
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イシモチの仲間とキリンミノ
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極小のナンヨウツバメウオとノコギリハギ❗
両方うちの部室にそっくりさんがいますね( ^ω^ )→ミカヅキとシマキン
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オビテンスモドキ❗
宮古島では成魚にまんまと逃げられてしまいました…(´;Д;`)

そして…
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クッソ可愛いカエルアンコウ(//∇//)
羨ましいぃぃ。水深80センチ程の所にいたとか…結局この2年間目標にしてたけど見れなかったなぁ(-.-;)y-~~~

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ガンガゼとハシナガウバウオ。ハシナガウバウオはガンガゼに寄り添って生活しているのは知っていましたが、まさかガンガゼを食料にし、更にその毒まで得るとは…

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ナマコマルガザミ。これは沖縄の方に行って大型のナマコなどをよく見るとひっついてますね。実は表皮を食べてるらしい。
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私も大好きオトヒメエビ。このサイズ欲しいなぁ…私達が取ったのはどれもこれの2倍くらいのだし…
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イモガイ❗なんと舌銛を使った捕食動画まで見せてもらいました。ついでにイモガイ系を飼育する時の注意点や、毒物に対しての周りの反応の大袈裟さについて話しあってとても楽しかったですw

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最近よく耳にする❗メガネカラッパ 。ここのサークルで長年飼育してる個体だそう。貫禄ありますねぇ…この子は3m程の水深にいたそうですね。
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コブカラッパ❗カラッパの中でもちょっと変な子。頭が伸びてる様な?

そして因縁の…
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モンハナシャコ (´⊙ω⊙`)
発狂もんでしたねw何でこう私はデカイのにしか会わないんだろう…あれの半分くらいのサイズ…まず取れてないんですけどねw

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スナモグリ。エビのようで普通のエビじゃない。
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イソギンチャクモエビ❗これも取りたいけど見たことすらない…

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ハクセンシオマネキ。最近ダーウィンが来た、でやってましたね❗
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ユビワサンゴヤドカリとコモンヤドカリ。
どっちも規則的な模様でとても綺麗。

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なんとヤドカリイソギンチャクを背負ったソメンヤドカリも。
ヤドカリイソギンチャクも結構サイズとフォルム変わるんですね。うちのイシダタミと比べて随分丸いです。

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スナホリガニ。こんなにおっきかったっけ?w

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探し求めてたキンチャクガニも❗こんなに小さいんですね…1~2センチ。目で見るのと聞くのとじゃ全然違いますね。これ見つけるのは相当キツそう…
カニハサミイソギンチャクをフリフリしてて可愛い(*´ω`*)
目つきの悪い海のチアガール。

と、まあ殆ど生体紹介になってしまいましたねw

その後
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w.netはチョウチョウウオアホみたいに取れるのに金魚に大敗北。まさかの0w

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私はボートのサークルの機会で遊びました。勢いをつけすぎて機材がガタガタ揺れる、お店の人が機材を抑える、椅子から二回も落ちたりした結果。100mを23秒でした。20秒で無料だったそう。
まあ………ぶっちゃけ余裕でしたね( ͡° ͜ʖ ͡°)

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感想としては本当に全てが私達の上で驚かされるばかりでした。上を知ることは大切ですね、とてもモチベが上がりました。
今回とても嬉しかったのが、それぞれのジャンルにちゃんとガチ勢がいる事。
高校の部活では所詮ちょっと生き物が好きなレベルの人が多く、海水関係でも周りは魚にしか興味がない人が殆どでした。

甲殻類、軟体動物、刺胞動物棘皮動物。海水関係全てが好きな私からしたらここ東京海洋は天国でした。
私これ好きなんです❗私もです❗が全ての水槽で起こるなんて…好きなもの同士、ずっと話し合ってられましたし。

とにかく楽しい一日でした。行ってない人は是非自分の目で見て、楽しんできてください❗

長文、読んでくださりありがとうございました( ^∀^)

いざ❗海鷹祭❗part3 海洋研

さあ次は海洋研です。
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こちらは生体ではなく、標本を主に展示していました。標本の規模が違いすぎるww
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ウツボの顔の骨❗第2の顎、咽頭顎の仕組みもよく分かりました。
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ハリちゃん…

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ジョニーも楽しそうでしたw

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カブトガニの標本まで❗足の形が複雑で砂に潜るための進化を重ねてきたそうです。口周辺の足がとてもギザギザしてますよね。足兼顎なんでしょうか?

ここでジョニーが再び
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「これウキゴリじゃねえよぉ」

私「え、そうなの?わからない…」
現在(あれ…なんて言ってたっけ…)
分かり次第編集とツイートします❗
追加!ビリンゴかジュズカケハゼだそうです!流石wiki

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色彩標本、というものもあるそうです。
標本って種類多いですね…

いざ❗海鷹祭❗part2 動植物研究会、深海魚同好会(๑╹ω╹๑ )

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ヤマメとアマゴの違いもバッチリ載ってました。はじめての人にもとてもわかりやすく親切ですねぇ(´∀`)

次に出てきたのが
私「ブラックウォーターやん❗」
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アマゾン川で見られる水の状態で、枯葉が溶け出し、水質が弱酸性になったとても栄養豊富な水の事です。うまい具合の濃さで本当にアマゾンを見ているようでした。

そして何とも美しいオニボラ。黒と黄色のコンストラクトが素晴らしい。よく見るとヒレをパタパタさせてて可愛いですしねw
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私は今までボラに興味すら湧かなかったんですが、今回見たボラはそれを覆す程の美しさでした。私と似ているw.netもこれどこにいるんだろうと興味津々。

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トラウツボなどの面々。なんとその中の二種は未記載種だとかΣ(゚д゚lll)
あと思ったのが、このウツボカメラ…
ウツボの研究で有名な、ウツボ館山さんでは…

そしてお馴染みタッチプール。
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何故か九本腕のヤツデヒトデ
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アカヒトデヤドリナに寄生されたアカヒトデ
流石、用意する生体も一味違うww

といった感じで、動植物研究会でこの凄まじさでした。

次は
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深海魚同好会❗
これはまず、高校じゃ無理なレベルですねw
ここで一番感動したのが見せ方❗生きた状態の生き物を展示出来ないからこそ、他の魅力と工夫でカバーする努力が凄まじく関心させられました。
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まずこれ。
ハチクレ、というサメの皮の標本。これ作るのに無茶苦茶時間かかるんですよ…
皮と内臓をひたすら剥いで、薬品に2~3度つけるのですが、そもそもサイズもシャレにならない…
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次に関心したのが、見せ方。この段になる机は生態系のピラミッドを表しており、上の段程強い捕食者なんだそうです。
この見せ方は全く思いつかなかった( ゚д゚)発想が凄い面白い。
ここでキンメダイは実は結構強い事を私は初めて知りました。

世界最小のサメ、ツラナガコビトザメ
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なんと、これで成体。

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字がとても可愛かったのも魅力でしたw


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実はいました、生体。水族館でしか飼育出来ない様な種類がワラワラ。大学ってここまで出来るんですねw

そして最後になんと生の深海魚達。意外に臭くない❗けれども普通にちびっこ達が我先にと触ってたのは驚きましたww
最近の子は強いですね(O_O)
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次は海洋研です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

いざ❗海鷹祭❗part1 動植物研究会

どうも❗お久しぶりです❗
デブケンです(。・ω・。)
ブログを書くのは丁度半年ぶりでしょうか?宮古島で終わり宣言をしたものの…結局部活が気になりすぎてちょくちょく顔を出してしまう老害となっていますw
そんな訳で今回は、海水生物を扱う生物関係のサークル(部活)で最強候補の海鷹祭に行ってまいりました❗

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メンツはデブケン、ジョニー、w.netの三人です。
あ、左私です。やっぱりデブ化マジで進みました(´⊙ω⊙`)

とにかくボリュームが凄まじく簡単に説明するのは難しいですw
今回も私のブログあるあるですが、長くなりますが、よければどうぞよろしくお願いします٩( 'ω' )و

入ってまず私達の目に入ったのは海産関係の屋台、そして屋台❗とにかく魚系が多かったですw中には鯨汁や、ウミガメの肉など普段滅多に食べられないものもありました。(楽しくて写真撮り忘れてました…
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勿論、普通のレクリエーション屋台もありますがそれですら流石海鷹祭。金魚掬いならぬグッピー掬いというものもやってました。なんとDr.フィッシュも❗
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途中で潜水部にも寄って写真を沢山見せてもらいました。しかし、ジョニーの様子が。
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「こいつぁコケギンポじゃない、これもノーマルじゃなくてミナミ」と言っていましたw
まあ確かにそうなんですが、見やすいように略しただけかもしれません。

さてさて、そして遂に最大の目的である、動植物研究会、海洋研究会、水産生物研究会、深海魚同好会へ❗

まず動植物研究会から❗
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ここのサークルは淡水魚を主に扱っておりどれも状態が実にいい…水槽自体もごちゃごちゃしておらず、大変見やすくも美しいレイアウトで魚1匹1匹をしっかり見る事が出来ました。
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そして説明書きも読みやすい…
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まず、地図の使い方。これが素晴らしい。何処から来たのか?元々の生息範囲などがとてもわかりやすく記載されてます。
そしてビビッと来たのが魚の写真の背景の定規。文化祭では手にとってみせる機会があまりないのでこーいったわかりやすくする為の工夫が大事なんですね❗
あと絵がとってもシンプルで見やすい。口の形などもよく捉えており、熱意が伝わってきます。
これは来年の桐朋祭でとても参考になりそうです( ´ ▽ ` )

部活で取ったことの無い魚もチラホラ。
先程のヨドゼゼラとアマゴ❗
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ジョニーは「淡水魚で一番取りたいヤツ…」と言って目を輝かせてました。

さあまだまだ続きます。