桐朋生物部のブログ

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蜘蛛班 トリノフンダマシの卵の解剖

どうも、ヤゴやんまです。
この時期は採集に行くのにあまり気が乗らないのですが、活動していなかったわけではないですよ。
それで今回はオオトリノフンダマシの卵嚢の解剖の記事です。

まず今年の夏にさかのぼる。

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都内某所で我々が発見した謎の物体。これが、オオトリノフンダマシの卵嚢だったのだ。

持って帰ったは良いものの、いっこうに孵る気配がない。マリオ(うちの部長)に相談したら「すでに孵化したやつなんじゃない?」とのこと。おっしゃ、レッツ解剖。

確かに穴空いてるわ。

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割ってみる。

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中身を出してみるとこう。なんか色の違うツブツブが多分たまご。

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顕微鏡で見てみる。

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綿状の部分

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緑色のやつが卵の殻かしら。

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房みたいなところ。右上が下になります。

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やっぱり光学顕微鏡だとキツいな。
そして綿状の部分は粘性の無い糸でした。まあ子グモが引っ掛かったらマズイから当たり前か。

採集以外にも実験系の活動も行っていく予定です。今後ともよろしく。ではでは。