桐朋生物部のブログ

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マルタ釣り マンファリver

マンファリです。
本日はバラムンディと多摩川に釣りに行きました。

春は釣りが一層楽しくなる季節ですね。
フナの乗っ込み、渓流解禁、タナゴ活性化などなど・・・・。
しかし、まだあります。

マルタの遡上です。

ということでマルタウグイを狙いに多摩川に行ってまいりました。

そもそも多摩川には主に二種類のウグイがいます。ウグイとマルタウグイです。
ウグイもさらに二グループに別けられ、河川残留型と降海型です。河川残留型は一生を川で過ごし、降海型は成長すると川を降って海へ出て成魚となって繁殖のために春、川に戻ってきます。

さて、マルタウグイはというと全ての個体が成長すると海へ出て成魚となって春戻ってきます。
強いて言うなら全て降海型です。
因みに、サケなどは川に戻り産卵すると息絶えてしまいますがマルタはまた海へ帰るそうです。

それでは本題に入りたいと思います。

9:00
バラムンディと駅で合流。

9:20
川に到着。マルタの姿は見えないがコイの群れを見つけ早速ルアーをキャスト!
しばらくしてコイが私の竿に掛かるもスレ掛り。(コイには申し訳なかった。)

10:00
マルタ襲来

そしてテンションが急上昇するも突風が・・・・・。ルアーが飛ばせず苦戦。

10:30
対岸から釣ると良いということに気づき急いで対岸へ。

10:45
対岸へつくと・・・・。
\?\᡼\? 1
静まり返っていました・・・・。
しかし、投げ続けたところマルタが水面近くで口をパクパクさせたり飛んだりしていた。

ここで我が部の大御所Laoh登場。
(しかし、彼は見物に来ただけで一度も竿を握ることは無かった・・・・・。)

そして、11:30
徐々にマルタが集まり始める中ついに私の竿にHIT!!!!!!!!
川の流れに逆らう形で少しづつマルタを寄せる・・・・。

しかし!マルタの口からルアーがぽろり
あと2.5m!

もう少しというところで逃してしまいました(泣)

その後同じ場所に投げるも反応無し。
さらにマルタの群れが何処かへ消滅。


13:00
遅めの昼食をとりながらLaohさんと話していると自分たちが釣りをしていた場所より下流の中洲付近にマルタの群れがいることを発見!

というわけでバラムンディと一緒に川を渡り狙うことに。

しかし、川を渡ったのは私たちだけではなかった・・・・。
釣りの様子を午後からずっと見ていた大学生ぐらいのお兄さんも急に川に飛び込んだ!
そして荒ぶる波を掻き分けて中州へ。
よくみるとお兄さんの背中にはロッドケースが!
どうやら様子を見ていたらしい。

急に参戦してきたお兄さん。実は只者ではない。
中州に立つとまず一投。
彼のラインの先にはルアーでなくマルタがしっかりとついていた。

さらに、この人見ず知らずの私たちに釣り方のコツを教えてくださった。
とてもやさしいお兄さんでした。

そうこうするうちに私の竿にゴツンとぶつかるものがあった。
根掛りか?思った次の瞬間竿が湾曲しラインが走りだした。
ついに掛かった!
今度は慎重に川の流れを利用しつつ手元へ。
fish
\?\᡼\? 2
人生初のマルタです。婚姻食がバッチリ出ています。
\?\᡼\? 3
ミノーをがっちりくわえています。


そもそも、マルタは雑食性で、魚を食べないのですが自分の近くに来た魚を口でつついて追い払う習性があります。そのためルアーにアタックしてくるようです。



その後私は全く釣れませんでしたがお兄さんは釣り続けていました。


15:20
お兄さんにお礼を述べ二人で駅へ。




遡上は5月まで続くのでまたいつか来ます。
\?\᡼\? 4