桐朋生物部のブログ

桐朋生物部の活動をまとめたブログです。Twitterもよろしく♪

桐朋生物部

生命の星科学博物館見学 10月19日

こんにちは、最近風邪を引いたLoachmanです。
皆さんは、元気にお過ごしでしょうか?
さてそんな中、先日は部活動として神奈川県にある生命の星科学博物館へ行ってまいりました。今回は、特別展で外来生物について扱っていたおり、来年の桐朋祭の関係上、今回はその展示をメインで見にやってきました。では、早速書いていきましょう。
 
メンバーは、コム,Loachman,cider,ジョニー,putera,GC,八つ橋,ジョナセ,遊び人の9人。
 
この日は10時に駅に集合し、徒歩4分ほどで博物館に到着。
ちなみに天気は良く、寒かったものの朝はすがすがしかったですね。
イメージ 1
大きな博物館でした。過去にも来たことがあるのですが、天気が良かったからか依然来た時よりも大きく感じましたね。いやー、立派な建物だなぁ。
 
中へ入り、チケットを買ったら早速特別展へ。
そういや、チケットの料金が中学生が無料で、高校生も200円と安かったので驚きました。県立の博物館だからか、安い印象を受けました。学生の財布にやさしい博物館ですな。
 
特別展へ入ると、
イメージ 2
早速、大きな外来生物という文字が。
今回の特別展では、実際に外来生物の及ぼしている被害についてや現状、外来生物に関する法律などを様々な地域での例を挙げて詳しく紹介していましたね。
また、在来種だと思っていたものが実は国外外来種とだったという発見もあったりして、驚くことも多かったですね。
 
たとえば、これ。
イメージ 3
いやー、ラミーカミキリって国外移入種なんですね。
自分はあまりカミキリムシは詳しくないからかもしれませんが、個人的には結構驚いたんですよ。
 
国内移入種(国内外来種)に関する展示もありました。
※国内移入種:国内に元から生息するが、本来は生息しない国内の他地域
に移入された種類のこと。イメージ 4
国内外来種であるゲンゴロウブナのホルマリン標本
外来種と聞くと、オオクチバスというような国外外来種をイメージしがちですが、こういう国内での場合でも外来種というものはあるんです。
展示では、沖縄などいくつかの例を挙げて詳しく紹介していました。
沖縄の場合では、本土由来のニホンイタチの移入による在来種の食害の被害が紹介されていました。
 
また今回の特別展では、外来生物の駆除には子供のころからの教育によって外来生物問題への意識を高めることが重要だという見解を示しており、教科書を展示して、その重要性を訴えている展示もありましたね。そういった教育いう観点から外来生物問題について考えたことがなかったので、とても新鮮でした。
 
そういや、ひらがなのみの解説書きを設置して、幼い子供でも分かりやすいようになっていたな。子供向けといえば、こういうのもありました。
イメージ 5
紙でできた外来魚釣りコーナーで童心に帰り、釣りをするcider
こういった子供向けのものも多く、印象に残りました。ちなみに、ciderはアメリカザリガニを釣っていました。
 
一通り特別展を見終わった後は、学芸員さんにお話を伺ったりした後に解散という流れでした。
学芸員の方々、この日はありがとうございました。
 
これから寒い季節になっていきますが、寒さにめげずに頑張っていきたいと思います。
では、さようなら~。