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琵琶湖合宿3日目!

バタコです。琵琶湖合宿3日目について書こうと思います。
3日目は、午前中は、2日目で調査した川の支流で調査を行い、午後はそれぞれ採集ができる最後の日という事で、とりたいように採るという予定にしました。
・午前中の調査結果
2日目の川の支流ですが、2日目の川と少し地形が異なっています。
良く採れる魚も少し違い、ビワヒガイが毎年比較的とれているので、今年も採れる事を期待して、調査に望みました。
とれた魚は
ヤリタナゴ アブラボテ カネヒラ
ドンコ ガジカ大卵型 スナヤツメ
ドジョウ ニシシマドジョウ ウキゴリ
イカワ ヌマムツ カマツカ
アブラハヤ ビワヒガイ ヨシノボリ
でした。採れた魚を見ても分かるように、ビワヒガイがとれました!
あとは、多摩川ではあまり見かけられないヌマムツを採れた事も嬉しいですね~
また、ここの調査地点は、他の地点と比べて明らかに多くドンコが採れる事も特徴的です。

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↑ビワヒガイ ここの地点が毎年の調査結果を見ると一番ビワヒガイがとりやすい地点なので採れて良かったです。
採ったのは中一のHT君で、彼は両生類爬虫類班ですが良く、魚類採集に来てくれるし、良く成果を出してくれるので是非魚類班に入って欲しいですね。
一方でぎんときは、とても採れなくて悔やんでいました。

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↑ヌマムツ 胸ビレの付け根の橙色の模様が目立ちますね。カワムツは、背鰭は色付きますが、胸ビレには橙色の模様が出ないのが一般的です。

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↑ ドンコ この地点で一番多く採れた種です。顔が大きいです。
・午後の採集結果
まず午後は、2日目の採集の帰りハスの産卵を見たため、ハスの産卵を狙ってハスの卵採集をしました。しかし、中々卵は見つける事が出来なかったようでした。
そして40人という人数を利用して、皆んなで追い込みをしました。

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写真を見ても分かる通りハスがたくさん採れました!他にも7センチくらいのスゴモロコが採れました。
スゴモロコとデメモロコは凄く似ていて、最初デメモロコが採れたと思って凄く興奮していたんですが、後でじっくりと調べた結果スゴモロコだと言う事になりました。
そして午後採集も終えて、宿舎に帰ると
なんと…!宿舎の方々が僕らのためにわざわざ、ビワマスを用意してくれました‼
ありがとうございます‼そして僕たちの目の前で、ビワマスをさばいてるところも見せてくれ、大変貴重な体験をさせていただきました。
さらに、他にも琵琶湖産のウナギ丼をご馳走しました。

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↑ さばいて下さったビワマスの刺身です
本当に美味しかったです!!
そして、琵琶湖の食を皆んなで満喫した所で、花火をしました。
あまりにも花火に夢中で写真を撮ることも忘れていました。ごめんなさい🙏
皆んなで、花火をしていたらあっという間に時間が過ぎていたので、急いで宿舎に戻って夜間採集に出発しました。
3日目も2日目と同様にグループを分けて採集を行いました。

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琵琶湖は、魚だけではなくて水生植物も沢山見かけられます。
しかし、3日目の夜間採集では、魚は採れたものの2日目に対して新しい魚種はとれませんでした。
3日目は、凄く花火が盛り上がって楽しかったです‼