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ポリプテルス・エンドリケリー

おはようございます、アメフラシです。
なんだかものすごい投稿ラッシュが起きていますね…。みなさんお疲れ様です。
 
さて、今日紹介したいのは、ポリプテルス・エンドリケリーです。以前シルバーアロワナを紹介した際、同居魚としてちらっと登場した魚です。
 
ポリプテルスの現生種は10種類ほどが知られています。ポリプテルスの仲間は約4億年前のデボン紀に出現した、いわゆる「生きた化石」です。胸鰭の付け根の筋肉が発達しており、我々四肢動物の腕のようになっています。さらに、うきぶくろが二つに分かれ、エラ呼吸だけでなく肺のようにガス交換を行うことができます。これらの特徴からポリプテルスの仲間は、魚類から両生類に進化する分岐点に位置するのではないかと言われています。そのため、先日見学させてもらった慈恵医科大学の研究室でもポリプテルスが飼育されていたわけです。
 
体長は30~100㎝と種類によってばらつきがあり、エンドリケリーの場合は、60~70㎝と言われています。
 
生物部では現在ポリプテルス・エンドリケリーを1匹飼育しています。確か購入したのは2008年だったと思います。奇形だったらしく500円でしたが、いまだにどこが奇形なのか分かっていません。普通に元気なので大丈夫でしょう。150センチ水槽でアロワナと一緒なのに加え、水槽が不透明なのと、いつも奥の方にいるせいで、ちゃんと観察できません。そのため普段の世話は適当にキャットを放り込むだけです。
イメージ 1
画像はそのエンドリケリーですが、この不透明さ。いつもこんな感じなので観察のしようがありません。