琵琶湖合宿2012 -3日目-
初日の記事はこちらです。
この日から本格的に採集を開始します。
(ちなみに、みな採集に没頭していたため、初日ほど写真は多くありません)
朝食を済ませた部員たちは早速採集へ。
民宿からの景色。
昨日の嵐が嘘のような快晴です。
採集地へ向かう生物部の行列。
見渡す限り田んぼと山が広がっています。
採集地到着。
琵琶湖に流れ込むとある小川で採集を行います。
昨日の影響で水は濁っていましたが、問題なく採集できました。
(昨年も同じようなことがあったような……)
ここでは、トウヨシノボリやチチブをはじめとした底生魚のほか、タナゴ類などが捕獲できました。
また、大物で言えば……
ナスとハスと手の比較。
完全魚食魚なだけあって大きいですよね。
そもそもどうやって網に入ったのか?
せわしく泳ぐ魚なので、狙って捕れる魚ではありません。
また、魚類以外にも…
そこで、こちらも琵琶湖を案内させていただくことになりました。
国分寺高校さんからは生徒さんが2名と顧問1名の合わせて3名が参加しました。
合流後も、しばらく採集を行いました。
その後、いったん民宿に戻り昼食タイム。
午後は午前採集の地点よりも数キロ上流で行いました。
ここには、近くにタナゴ類が豊富に生息している用水路もあり、田んぼも近くにあります。
少し採集をし、国分寺高校の方々とはここで、お別れです。
あまりコンタクトはとれませんでしたが、一緒に採集できたことはいいこちらとしても良い経験になったのではないでしょうか。
採集では、いろいろ捕れまして…
やはり、タナゴが多かったです。
アブラボテが多かったかな。
アブラボテ
ハスの口内写真。
すごい構造してますね、魚食魚だけに。
ちなみに、ハスはこの日の夜に部員たちがおいしくいただきました。
ヒメゲンゴロウやヒメガムシも捕れましたよ!
さらに、上流へ向かいます。
この地点は、川幅が極端に狭いので、追い込みにはもってこいでした。
で、追い込むと……、あんまり捕れず…期待外れでした。
が、ここでデンドロビウムがハスの掴み捕りに成功します。(写真がありません)
ここで特に捕れたのはイモリです。
琵琶湖産のイモリは関東産に比べて腹の模様が複雑で、おもしろい模様をしています。
また、Funajiro待望のギンブナが捕獲されました。
いいサイズでしたね。
しかし、その代償は重かった…
ヒルにやられたFunajiroの脚。
採集中にやられたみたいです。他にも何人かヒルの犠牲者が。
みなさん、川で採集をするときは充分ヒルに注意しましょう。
クタクタになるまで採集をした部員たちは、歩いて民宿へ。
日も暮れてきました。
民宿に行くと早速いくつかの魚を取り出し、民宿の方に夕食に出してもらうことに。
まだ終わりませんよ。
夜間採集です。
琵琶湖の岸付近で魚を採集します。
いざ、採集ポイントに行ってみると…、魚がいない。
昨年はうじゃうじゃいたのですが、今回は風の影響か昨日の嵐の影響かまったく捕れず。
唯一捕れた成果はこれだけです。ブルーギル。
立派ではありましたが、これ一匹だけじゃねぇ…
別行動組もあまり捕れなかったとのこと。
こうして、少し残念な結果となってしまいましたが、これでこの日の採集は終了です。
盛りだくさんの一日でした…。
みなお疲れ。