桐朋生物部のブログ

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桐朋生物部

科博見学続編(仮)

引き続き書かせていただくのはデンドロビウムです。
初投稿です
 
【結構日が空いたので、忘れちゃった人のためにも前回のあらすじ】
かつて精鋭部隊・コマキドーの隊長として名を馳せたシュン・メイトリックスは、
現在は生物部を退役し愛娘・ジェニーとすずらん荘での静かな生活を送っていた。
そんなある日、二人が暮らすすずらん荘をメイトリックスのかつての上司・カービー将軍が訪れる。
 
 
 
 
うそです。
 
 
深海展を見終わった後、その場で解散でしたが僕含む数人のコマキドー隊員は科博を引き続き見学しました。
メンバーはデンドロビウム、Funajiro、エリーゼ、コム、中一Ta(Taのみ昼食時帰宅)でした(敬称略)
科博には地球館、日本館と特別展示などがあり、
地球館がB3F~3F、日本館が1F~3Fという構成になっています。
というわけで(唐突)B3Fから順に見ていこうと提案
 
B3Fは「宇宙・物質・法則」がメインテーマ。
1J(ジュール)とはどんなものか、自分の手の温度をK(ケルビン)であらわすとどれくらいか、
1cd(カンデラ)はどれくらいの明るさか...などを体験する展示がありました。
全体的に、内容が難しいというかなんというかで私の頭がついてこれないという残念なことになりました...
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↑人類に絶望し、地球つぶしを行うデンドロビウム
 
B2Fは「地球環境の変動と生物の進化-誕生と絶滅の不思議-」
三葉虫をはじめとした古生代の生物と、恐竜絶滅後に反映した哺乳類の化石の展示。
そして、霊長類から人類への進化、そこからのたどった道を展示していました。
 
太古の哺乳類を見て、モブキャラだろうなー(意味不明)とか笑っていたが、
僕がこの時代に生きていたらスミロドンあたりに後ろから襲われて死んでそう...と思いました。

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↑左が人間で、真ん中がゴリラ、右がデンドロビウムの骨格模型。進化を表わしている
 
何故人類って進化したんでしょうか?
ある日突然にシンカー!とかそんなんじゃないだろうけど、それまで猿だった生物が知性をもったのはなぜなんだ。架空作品だとモノリスとかゲッター線が原因とか言われているが、そういうのじゃなくてもわりと本当にきっかけってあるんじゃないか。
あと、人間以外に高度な知性を持つ生命体がいないということも結構疑問に思っています。
でももしかするとこの宇宙には知性をもった生命体がいる...と信じています。
長くなるからやめよう。
 
 
B1Fは「地球環境の変動と生物の進化-恐竜の謎を探る-」
恐竜の化石展示を中心に、化石の発見から復元までの流れ、恐竜はどのように生きていたかなどを解説。
 
言わずと知れた、ティラノサウルスをはじめ数多くの恐竜化石を展示しています。
中でも、世界ではまだ2つしか「全身骨格」が発見されていないトリケラトプスの全身化石が
世界で最も良い保存状態で展示されています(展示は風化した左半身のみで、右半身は今も地中に埋もれているそうだ)
...実はここ行っていません。(公式webサイトによる解説を読みながら書いています)
正確に言うとどういうわけかスルーされてしまった。僕は行こうと言ったのに...
 
 
1Fは「地球の多様な生き物たち」
数多の生物模型が展示されていました。君は何種類見つけられるか?
個人的には、中央を取り囲むように剥製・模型のガラスケースが配置されている「系統広場」を
ぜひ見ることをお勧めしたいです
 
海中・陸上での多様性、種分化や自然を生き抜く工夫などを展示・解説していました。
展示一つ一つが面白く、展示量も多くて見あきない内容でした。あきないよう。
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腹減んないすかぁ?ということで、ここのM2Fにあるレストランで昼食。
生物をテーマにしたものが多かったです。さらには深海展をイメージした料理も...
 
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ティラノサウルスの足跡プレート。お子様ランチではない。
でもこのピザは足には見えないが...あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ。
 
一番の謎は左上の付属デザートだった。
デザートの種類が何か分からなかったのもあるし、味が何とも言えない。おいしくもまずくもない
不気味でしたね、味だけに。
ピザはおいしかったです。
 
うま味もない話が続くのもあれなので、展示に戻りましょうね~
 
 
2Fは「科学と技術の歩み/たんけん広場-身近な科学-」
「科学と技術の歩み」では、これまでの日本が保有していた技術、そして海外とのかかわりで手に入れた、変化したもの...などを展示。
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他にも、初の国産旅客機YS-11や宇宙から帰ってきた「はやぶさ」の模型などもありました。
 
「たんけん広場」では科学を使った遊びが多く体験できました。
人が多かったり、修理中だったりで全部は見れませんでしたが、アーク放電というのはかなり印象に残っています。
また、歩いていたら「今から実験をやるんだけどやっていかない?」とおじさんに声をかけられ、
特に行く当てもないコマキドー隊員たちは極秘実験に参加させてもらいました。
 
「浮沈子をつくろう」という実験でした。
浮沈子とは、パスカルの原理とアルキメデスの原理を使って、しょう油入れにナットをくっつけた玩具のことです。
名前に聞き覚えが無くとも、見たことある人はいるのではないでしょうか?
浮沈子のつくりかた・あそびかた
1 しょう油入れ(以下、物体A)のキャップを外して口にナットを装着する
2 ナットがきっちりはまったら物体Aを塗装する(省略していいかもしれない)
3 物体Aに注水。モノによるが物体Aの半分くらい入れるといい?[要出典]
4 水を入れたペットボトルに放り込み蓋をする
5 ペットボトルを押すと...
原理は自分で見つけてみよう。
最初に書くべきでしたが読み方は「ふちんし」です。
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「わあ、すごいや!」
「パソコンの前のみんなも作ってみよう!」
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残念ながらこのコーナーは今回で最終回です。
長らくの視聴ありがとうございました!
 
 
3Fは「大地を駆ける生命/たんけん広場-発見の森-」
「大地をかける生命」は、中央のガラスケースに圧倒的な数の哺乳類の剥製が並んでいて、それをぐるりと取り囲むようになっていました。
パンフレットの表紙だったりする。もし科博に来ることがあるなら、僕はここを見ることをお勧めします!
 
肉食、草食、小型、大型問わず数多くの哺乳類を見ることができました。
中には、絶滅したフクロオオカミの剥製も。
展示に入ったところからちょうど反対くらいのところには大モニターがあり、僕らが来たときはもう映像が流れていました。途中からだったので見始めてすぐ終わってしまいましたが...。
ただ映像見てる時周りにうるさいモノ(暗喩)がいました
 
(蛇足)
映像が終わった後、近くに女の子とその母親がいたのですが二人の話が聞こえました
「どうして、(聞き取れなかった)は牛さん食べるの?」
「生きるためよ。○○ちゃんだって、生きるために死んだ牛さんや豚さん、お魚さんの肉を食べているでしょう?だからいただきます、っていうのは命をいただくことなの」
全体的にうろおボえロスです。
なんか、博物館で展示に関係ないところで感動してしまいました。
ただ「生きるために食べてるから仕方ないね」とかで済まさず、命の大切さを説くという点が素晴らしい
 
「たんけん広場」は発見の森という、とてもリアルに造られた雑木林という展示でした。
地層から草の根、虫の声や鳥の声、カエルの声などいっぱいでした。
鳴き声をもとにどこにカエルがいるかを探す展示、鈴虫などの声を聞く展示が印象深かったです。
子供向けに見えてとても楽しめました。(僕が未だに子供の心を忘れていない可能性)
 
一応地球館は全部見た(えっ?)ということなので一旦戻り、ミュージアムショップへ。
深海展でもお土産店に寄ったので、あまり買う予定はなかったが宇宙食を購入。
イチゴを買いました。予想に反して甘味が無く、酸味だけでした...。あと予想通りのパサパサした感じ。
他のも買ってみたいなあ。買える場所は限定されているけど...
 
THEATER36○ というものがあったので、面白そうだから行ってみました。
このシアターはドーム状になっていて、名の通り360°がスクリーンです。真ん中の足場から映像を見ます。
いわば全天周囲モニターのようなものです。ネーミングがXBOXっぽいとか言わない
今回見たのは「恐竜の世界」「人類の旅」の二本立て!(毎月二本立てです)
「恐竜の世界」はかなりの迫力満点で面白かったです。
動いているのは映像なのに、まるで足場が浮いて動いているみたいだった...
映像の内容としては、最初に科博のB1Fにあるトリケラトプスの化石の映像→こいつが生きていたころはどうなっていたのか?→白亜紀へ...というものでした。
B1Fに世界で最も保存状態の良いトリケラトプスの化石があったのか。実物を見てみたいもんだな。
 
 
36○を見終わって満足しましたが、日本館に行こうと提案。最後に日本館を見て帰ろう。
日本館1Fでは第29回 植物画コンクール入選作品展がやっていました。
全体的に素晴らしい絵が揃っていましたがその中でもナスの絵と、
ゴマギという植物の絵が気に入ってナス。
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常設展へ...
1F「自然を見る技」
テーマの通り、昔は自然をどのように観察していたのかを道具を展示して説明。
地球館2F同様、技術面の展示になっていました。
 
2F「生き物たちの日本列島」「日本人と自然」
「生き物たちの日本列島」では日本固有種についてと、細部まで再現した模型を用いた
同種の生物の地域・気候によって生まれる違いについての展示。
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「日本人と自然」では、日本人がどのような生活様式を取っていたかを年代順に展示していました。
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↑現代人。これからの歴史において、日本人はどう変化していくのだろうか。
また、この展示内には日本人が日本に移入させた生物...所謂、外来生物についてと
品種改良で生み出した生物(イネも含みます)についての展示もありました。
 
3Fは「日本列島の生い立ち」「日本列島の素顔」。文化面から完全に離れましたね。
「日本列島の生い立ち」では地質的な面から日本を見ていきます。
ここでは、フタバスズキリュウの復元骨格が展示されていました。
しかしこれはどこかで写真を見た覚えがある。ここだったのか。ああ、来てよかったなあ。
また、日本にこれまで落ちた隕石についての展示も別室でやっていました。
宇宙からの飛来物というと、なんだか言い表せないロマンがこみ上げる...
 
「日本列島の素顔」は、日本政府に秘められた陰謀の数々、
今の日本を成り立たせるに至った血塗られた歴史の展示。
...ではなく、日本独特の自然環境で育まれた多様化についての展示でした。
海に囲まれている、という地形だからか海洋関連の展示が多かったです。
 
 
 
サーッとでしたが、地球館日本館は全部(全部かな?)見終わりました。
次来たときは、一部だけをゆっくりとみていたいですね。と思いました
年一で来るくらいなので、次来るときはわかりませんけど面白そうな特別展があったら
是非行きたいですね。その時は部活でかな?
とりあえず、コマキドー隊員たちによるここで見学記録は終了になります。
文字多めで、長いので見学記録としては読みにくいものとなってしまったかもしれません。申し訳ないです...
ちなみにこのときの時間は16時過ぎくらいだったと思います。
 
繰り返すようですが帰るまでが博物館です。
 
 
 
 
この記事は生物部に関する書きかけ項目です。加筆・訂正を行ってくださる協力者を求めています。
 
写真:デンドロビウム、Funajiro
プロデューサー:アカハナ
キャプテン:Funajiro
スペシャルサンクス:コマキドー隊隊員
 
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