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耳石に関する個人研究 パート2

あけましておめでとうございます。2014年初投稿のLoachmanです。
まずは、前回の報告からとても長い時間が空いた形の報告となってしまい、まことに申し訳ありません。
 
今回は魚の頭から耳石を取り出す方法を、多摩川から採ってきたカジカ大卵型を使って紹介したいと思います。
ちなみに、今回の記事には多少グロテスクな写真があるので、そういったものが苦手な方は注意してください。
 
<手順>
1.魚を頭とその他の部分とでわける。
この作業に関してはとても簡単で、ハサミで頭を切り落とすだけです。         イメージ 2
イメージ 1ーーーーーー>下:カジカ大卵型 上:アブラハヤ      
耳石は頭にあるので胴体の方は必要ないです。いつもなら胴体はすぐ廃棄するのですが、今回は胃の内容物を確認してみました。ちなみにカジカ大卵型は今日採ったものです。(以下、カジカとする)
胃の中には…
イメージ 3
胃の内容物
川虫の残骸がたくさん入ってました。一番右に写っているヒゲナガカワトビケラはほとんど原形をとどめているのですが、今日食べたのでしょうか?
 
2.魚の頭を骨の部分だけをする
イメージ 4
まだ少し身が残っていますが、まあ気にしません。多少あっても大丈夫なので。
ちなみに、黄色いところは脳ですね。
 
今回は少し短いですがここまです。次回は耳石が具体的にどこにあるかや、手順の続きを紹介したいと思います。乞うご期待を。
 
では、さようなら。