桐朋生物部のブログ

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林道で昆虫採集

 えーこんばんは今回記事を書くことになったチャリンライダーです。今回は今日(3月22日)の活動について。今回来たのは、中三ペッパー、中二たけず、中一木葉蛇、中一Sと高一の自分。まあ書いていきます。

今日は日曜日みんな大好きな休日だ。といっても現在学期末の成績処理かなんかの関係で生徒は3日位休みなんですよね~。というのは置いておいて集合時間に集まった5人はバスに乗り林道周辺のバス停移動。ここかで降りて早速林道へと行きたいところですが、たけず氏は中三のア○ハナとかいうやつに「アズマヒキガエルの写真撮ってこい」といわれたらしいので去年アズマヒキガエルが見られた場所に行きました。
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かなり水の浅いところに卵塊はありますが本人様子はありません…。次に進みましょう。
それよりア○ハナというやつはいったいどんな奴なんですかね?是非とも今日の別活動をア○ハナに書いてほしいですね。

卵塊を確認後林道に入っていくとテングチョウのお出まし
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今日はいい天気だったので越冬明けの個体が多く写真が撮りやすかったです。(といいながら何度か逃げられ少し追いかけまわしましたが)テングチョウは最初は相手にしていましたが途中から意識せずに林道を歩いていきました。

まあこんな感じでテングチョウがたくさん飛ぶ中クワガタの産卵痕がある材があったので皆で割っていくと
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(採集後撮影)スジクワの幼虫、成虫がたくさん出てきました。スジクワの特徴としてはまあわかりやすいところから行くとメスは顕著に羽に筋が出ることですかね。オスはというとコクワと間違えられやすいのですが、小型の個体でも内歯が消失しないということですかね。大型の個体の説明もしたいのですが、今回は取れなかったので次の機会にご期待ください。

スジクワの採集後たけずと自分は林道の少し奥まで2人で歩いていくと、黒いチョウが、もしやと思い追いかけてみるとルリタテハでした。まあこんだけテングチョウがいるんだったら同じ成虫越冬のルリタテハもいるだろうと思っていましたがやはりいました。採集を試みましたが…(お察し下さい…)これ以降自分の目の前にルリタテハは現れなかったとさ、おしまぁ…



まあおしまいにはなりません。まだ行っていない場所があるので次はそちらへ。
ヒキガエルを探しながら、話しながら進んでいくと林道の終点に。終点からは各自自由行動ということになり自分は林道から離れ斜面を登っていきました。少し登ったところに気になった倒木(クヌギかなんか)があったので樹皮をはがすとヒメマイマイカブリの姿が‼1人山中で喜んでいました。わーいわーいという感じです。はい
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(採集後撮影)いきなり動き出すものですからすぐに確保。それにしてもいつも採集している環境の河川敷とは雰囲気が違いますね。足が長く触覚も長く感じます。いやーそれにしても嬉しい。人間というのは欲深い生き物1匹取ると追加が欲しくなります。さらに斜面を登って行きます。
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あー滑落したら笑い事じゃすまねえわこれ…
良い材をあらかた見たのですが、追得られず反対側の斜面に。やっぱりこのような場所のマイマイカブリは難しいですね。

反対側の斜面はスギ主体で少しヒノキが混じる植林で斜面にあるスギの切り株を見ていきますがいない。途中「これいい感じ」と思えるものがあっても入っていない。難しいなやっぱ。自分が斜面を下りていくと後輩たちとすれ違いました。後輩たちは今までヤマメなどを観察していたようで今から斜面を登るようでした。
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わかりずらいですけど斜面を登っていく後輩たち。どんどん登っていきます。自分からどんどん探しに行ってくれるのはいいことですね。

しばらくして後輩たちと後に合流し、林道を下り始めました。すると自分の目の前に大きな物体が佇んでいます。
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最初このアズマヒキガエルの話題が出ていましたが、今回初個体。これでたけずの任務は達成です。オレンジがいいね。
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もう一枚。一年前に来た時(2014年4月13日)は沢山見られたのですが遅れているのだか早いのだかよくわかりませんね。去年は残雪がすごいありましたしよくわかんねえわ今度部員の誰かに聞いてみようと思います。
参考のため1年前の記事のURLを

このアズマヒキガエルを見た後林道の入口付近に戻り休憩時間。ペッパーと中一はその後カワムシの撮影などをしていたようです。あとペッパーベニヒラタムシとってたなそういや。自分はというとたけずと2人ブランコに乗っておしゃべりなどをして過ごしました。いやー久しぶりにブランコなんかに乗ったわ。という感じの個人的には満足の採集でした。それでは~。