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昆虫採集時々サンショウウオ

こんにちは、アカハナです。
7月11日に昆虫採集に行ってきました。
メンバーはチャリンライダー、Loachman、アカハナの三人という珍しい?組み合わせ。

6時に某駅に集合。その後、バスに乗車。かなり朝早くにも関わらずたくさんの登山客が乗っていました。

15分ほどバスに揺られ、終点で降りました。夜に街灯に集まった昆虫がまだ残っているかもしれないということで、街灯の下を見て回ります。アカアシクワガタ、ミヤマクワガタを見ることができました。ただ、ミヤマクワガタは死体でした。鳥にでも喰われたのでしょうか。
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アカアシクワガタ
しばらく歩くと登山道になり、登山開始です。チャリンライダーから最初キツくて後は楽、と聞かされていて覚悟はしていましたがなかなかにハードでした。
尾根に出るとあとはハイキング並みの楽さで、最初との落差がすごかったです。そこから採集を開始。

昆虫を探しているとチャリンライダーがミヤマクワガタ♀を発見しました。
イメージ 1ミヤマクワガタ♀ 普通に歩いていたとか。

その後、各々別れて採集をしていると突然チャリンライダーからやったー、と声が。行ってみると彼の手には何かの甲虫が。その甲虫とは………、
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オオチャイロハナムグリ
実はこれが今回の採集の目標種。通常は木のうろの中にいる所を採集するらしいのだが、チャリンライダーは飛んできたところを捕獲したらしい。

なんにせよ目標の種が捕れて一安心。

もう一匹欲しいということで、採集を再開。木のうろを覗き込む。代替というか最後まで木のうろにはカマドウマと蛾しかいなかった………。

道中でオサムシ狙いでトラップを仕掛けたりもしました。
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トラップ設置にいそしむLoachman。この間アカハナとチャリンライダーはさぼり中。そんなことを小一時間ほどしてから再び採集へ。

木のうろを求め、登山道からやや外れすぎたところでチャリンライダーから沢の音がする、との情報が。音のする方には確かに沢がありました。
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ここにはサンショウウオの幼生がいました。しかし、ヒダかハコネかがわからない。Loachmanにも手伝わせて素手で幼生の採集に挑むもこれが難しい。

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結局、Loachmanが一匹捕まえてヒダサンショウウオということが判明しました。
両爬班でまた来ようかな、と思いつつ登山道に戻って採集を続ける。

他にはオオトラフハナムグリが見れました。その後、昼食をとって下山開始。他愛もない話をしながら歩いていると、突然チャリンライダーがある木の前で立ち止まった………かと思いきやきょう二回目のやったー、が。
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ガリバホソコバネカミキリ、一度に二匹採集していた。
この種はタンナサワフタギの木に来るらしく、チャリンライダーはその木をチェックしていたらしい。今回の目標パート2だとか。

下山中さらにこの種をもう一匹捕り、3時頃に駅に到着し解散となった。目標のものも捕れ、色々な昆虫が見たし、サンショウウオまで見れたのでとても楽しい採集だったと思う。

以上、実はたいしたものをとっていないアカハナがお送りしました。