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1/5 マイマイカブリ採集

皆さんこんにちは、ペッパーです。
ちょっと遅くなってしまいましたが、今回は2016年1月5日に行われたマイマイカブリ採集についてお送りしていきます。
考えてみたら僕にとってはこれが2016年の初採集ですね。

参加メンバーは、ペッパー、木葉ヘビ、たけず。
たけずは別行動で釣りをしていました。

このポイントは去年もマイマイカブリを捕りに行った場所で、その時は結構捕れました。さて、今年は…
しばらく歩きながら材を割っていきましたが、一旦数匹捕れたもののそのあとはなかなか捕れません。
とりあえず着た道を引き返しながら良さそうな材を探して割っていると、到着した場所からあまり離れていない所でアタリの材を引きました。
よく見ると去年も結構マイマイカブリが入っていたやつでした。
マイマイカブリは朽木の中にもぐって越冬する昆虫の中では少し他とは違って、木の皮の下や他の昆虫(カミキリムシなど)が掘った穴の中にもぐります。あまり硬いものを掘ることはできないみたいです。
イメージ 1
大体こんな感じで入っています。身体が入るくらいのくぼみと土っぽくなった木くずがあります。
ちなみにマイマイカブリは危険を感じると尻から酸性の液体を噴霧するので、捕まえる時はマイマイカブリの尻が自分の顔の方に向かないように気を付けましょう。
木葉ヘビが顔に食らって(メガネに防御されて直接目には入りませんでした)いましたが、かなりしみるみたいです。

マイマイカブリの数に対して越冬に適した場所が少ないのか、木の皮を1枚はがしたら10匹もいたり、濡れた段ボールをひっくり返しただけで出てきたりしました。
それでも結果的に捕れた数は、19匹と去年よりだいぶ少なかったです。
来年は土地の休養とポイント開拓も考えて、対岸でやろうかと思います。

マイマイカブリ以外にも、
イメージ 2
アオゴミムシが居ました。
材割り採集ではよく見る種類ですね。
こっちは身の危険を感じると尻から独特の刺激臭のある液体(気体?)を噴霧します。
慣れるとにおいだけで「この材はアオゴミがいるな」ってわかりますね。
目に染みたことは今までありませんが、軍手などに結構においが残ります。あと、密閉容器に大量に入れておくと自滅することもあるとか。

とりあえず目当てのマイマイカブリが捕れたので、昼頃に撤収しました。