桐朋生物部のブログ

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桐朋生物部

宮古島魚類採集 LAST

最終日。
まず最初にすべき事は水換え。全員で漁港に行き、新しい水に交換し、飛行機の長時間のフライトに備えます。
そして私は漁港で見てしまった。

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ロウニンアジ。
………受験まで1年切ってます。頑張ります。大きさは1m程でした……

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皆無事なのを確認していざ、空港へ!
空港員「海水の入ったお荷物は預け荷物としても、手荷物として搭乗できません。」
もう目の前が真っ暗になり、冷や汗が止まりませんでした。逃すような場所もない、フライトを逃すが、ここにおいていくしかないのか?厳しい選択に迫られます。
しかしなんとか空港員の方のの配慮によって手荷物として乗せてもらえる事に!本当にありがとうございました。心臓がキリキリしましたよww

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特別な対応をしてもらいました。乗り継いだ次の飛行機では後ろのスペースにおいてもらう事に。

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後は祈るだけ!

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生体は一匹も欠けることなく無事に生存。後は部室に持ち帰るだけ!

今回持って帰った種類。
ソデカラッパ
ハナシャコ
カクレクマノミ
クマノミ
アカホシカニダマシ
イソギンチャクエビ
サンゴヤドカリ
マガキガイ
キリンミノカサゴ
シマキンチャクフグ
ベラの仲間3種類
ヤエヤマギンポ

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今は部室で餌付け中。ここでの生活に慣れるまで本水槽には投入できません。
帰って来てから2週間たちましたが抱卵したエビ以外は元気に餌を食べています。とても順調ですね。

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早くここでの生活に慣れてほしいですねー

今回も採集旅行目玉のミノカサゴウツボクマノミ来全てを見ることが出来ましたね。捕獲に関してはミノカサゴ類、部活で合計4匹目ですね。クマノミに至っては日本で見られる6種類のうちの半分の種類を捕獲する事に成功しました。ただ、ウツボに関しては謎が多く、久米島では沢山採れたものの今回は一匹しか見れませんでした。時期も同じなんですけどね。環境の違いとそこにいる生物達の関係性をもう少し今までの成果から考えていくことが必要だと思いました。

いやー最後に相応しい採集になりましたね。知識をつけてから初めて泳ぐ南国の海は生物を見てるだけでもとても楽しかったです。気づいたことも多く、今回の経験は必ずこれからの部活の為になると確信しました。私としては満足いく結果に終わりました。これから私は受験勉強に励み、後輩達には生き物達を大切に飼育すること、観察すること、そして私達先輩の経験と知識を次の世代へと伝えていって欲しいです。

長文でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!では!