カイコガとミツバチの解剖実習。(それほどグロくはないです。)
どうも、バラムンディです。
最近更新少なくてすいません・・・。
今日は、両国で行われた有用動物の解剖実習について書きます。(有用動物とは、人にとってとても役に立つ生物のことです。)
行った者は
マリオ、高一の方、バラムンディ、マンファリ、南蛇、ヤッパノ、F、ザン○○マンです。
9:00 マリオを除き、両国に集合する。
10:30くらい~ 他の学校も来て、準備もでき、説明を聞いてから、まずはカイコガの実験をした。
知っている人もいると思うが、ガはメスがフェロモンを出し、オスはそれを感じながらメスのもとへ行き、交尾する。
そのことについて、実験した。
①カップに入ったまま、お見合いさせた。→反応なし。
②カップから出してみた。→雄が翅を震わせて、メスに寄っていった。
③触角を片方切った。(雄)→触角の有るほうへ回転しだした。しかしメスの近くに行き、接触すると交尾を始めようとした。
④触角を両方切る。→反応しなくなる。だが、近くにメスを置くと交尾しようとするような行動を見せる。
ここらへんで雄同士なのに交尾しようとしている奴らが発生。ビビった。
⑤触角を切ってないオスの足の裏に、メスの翅を近づける。→雄が交尾しようとし始める。
⑥今度はオスの翅を近づけた。→交尾しようとし始める。
ここでさっきの行動の意味がわかる。
⑦解剖→ぐちゃぐちゃになってわけわからなくなった。ただ、カイコはとてもたくさんの卵を産むことがわかった。
などなど。
雄同士で交尾しだしたのはかなりビビりました。
雄同士。上のやつは触角をとってある。
12:00~ 飯を食う。
13:00~ 次はミツバチの観察。(死体)
①複眼のうちの個眼の形や単眼の数、フックの数等を実体顕微鏡で見る。ミツバチは大体実体顕微鏡で見た。
上のほうの翅(後翅)の前翅に接する所に、返しのようなものがある。これがフック。
これによって、止まっている時は翅は4枚だが、飛ぶときは2枚で飛ぶようになる。
②前肢のアンテナクリーナーを見る。
かなりわかりにくいが、ここにある丸い所にアンテナ(触角)を入れて、引き抜くことでごみを取り除いたりする。
③中肢の針状突起を見る。
これはわかりやすい。そのとがったやつがそれ。
これで後肢の花粉団子を落としたりする。
④後肢を見る。(写真は外側)
■は花粉レーキといい、花粉を圧縮する。
■は花粉かごといい、花粉団子をつける。
ここにはsingle hairとい毛が生えていて、底を中心に団子を作るのだが、写真ではほとんどわからない。
などなど。他にも内臓出したりしましたが、特に面白いことはないです。
15:00~ 余った繭(まゆ)を遠慮しがちにリュックいっぱいだけ持って帰った。
また、あまった成虫も持って帰った。
17:00 駅で解散。マリオは夜の両国へ消えていった・・・。
今回は、行って見ればとても楽しいものでした。
普段見られないものが見られ、とても興味深かったです。
ただ、おみやげを遠慮しすぎた感があるのがとても残念です。